夫婦で設計した自慢の一戸建て

父が亡くなったのを機に、家族で広島の実家へ注文住宅を建てるため引き上げることに決めました。
祖父母が住んでいた古い家を取り壊して新築しましたので、土地選びの苦労はありませんでしたが、建て替えには鬼門とか家相についてとことん調べました。
我が家の自慢は、夫婦で設計に携わったことです。方眼紙のスケッチに始まり、最終的にはパソコンの3Dソフトを使って全体的なイメージを確認しました。特にこだわったのはキッチンで、カウンターから食器棚まで全てシリーズで揃え、壁にピッタリ収まるように、冷蔵庫のスペースも考えて設計しました。

 

衣類の収納に関しては、家具のないスッキリ広々した部屋にしたかったので、各部屋のクローゼットの他にウォークインを家の中心に設けました。
広々とした開放的な家が家族の要望でしたから平屋建てで掃き出し窓も多めに取り入れました。子供部屋は姉妹共有にしましたが、後々自由に模様替え出来るように14畳と広くしました。
実際に生活を始めてみると洗濯物を干すのに不便だったので、居間の掃き出し窓から床と同じ高さで、バーゴラ付きのデッキをDIYしました。その後も耐火レンガでBBQコンロを組み、大きなテーブルとベンチもDIYして、いつでもBBQやお茶を楽しめるようにしました。暖かい季節になると毎週のように外でBBQするようになり、家族の絆はとても強くなりました。